第6回微粒オフで使用した6体と雑感

2月14日のバレンタインデーの日に第6回微粒オフに参加してきました。
結果はサザンドラブロックを5-2で4人が同じ勝率ながら直接対決やopp等で運良く1位で抜け、決勝トーナメントで優勝者のクマさんに負けベスト16でした。

使った6体



ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
ガルーラ ガルーラナイト 捨て身タックル グロウパンチ 不意打ち 冷凍パンチ 肝っ玉
ソーナンス オボンの実 道連れ アンコール カウンター ミラーコート
ボルトロス 命の珠 10万ボルト めざめるパワー氷 気合球 悪巧み
ガブリアス 気合の襷 地震 逆鱗 岩石封じ 剣の舞 鮫肌
スイクン ゴツゴツメット 熱湯 凍える風 リフレクター ミラーコート
ボーマンダ ボーマンダナイト 空元気 龍の舞 羽休め 捨て身タックル 威嚇


全く詰められていないのでPTと言い切れなそうな6体に至った経緯や、書けることが少ない個別解説等を含め以下だらだらかつできるだけさくっと書きます。

【この6体になった経緯】

またポケモンを買って交流できたらなと思いORASを購入。
結局XYを購入せずに時が経ってしまい6世代でのPTの組み方がわからなかったので、ORAS購入後はとにかく色々な方のブログを読んで強そうなPTを参考に探り探り必死にやっていました。

色々と試してみましたがわかってはいたものの、やはりどう考えても大雑把にメガガルーラが強く、6体全員がメガガルーラにある程度なにかしらの対抗手段を持って無力でないことを意識できればそこそこの勝率はついてくるだろうとぼんやりとですが考えていました。
強さの方向性は違えどメガゲンガーも同じくらいか以上に強さを感じましたが、今回はそこまでメガゲンガーに頭を回せませんでした。次があればもう少し回します。

その上で自分が使いたいポケモンメガガルーラ以外に特におらず、本番2日前まで6体の軸すらまともに決まっていませんでした。
そこで、最近よく聞く並びで偶然みていたるどるふさんの配信でも使われていたメガガルーラガブリアスボルトロススイクンという間違いのなさそうな4体の並びを参考にし、無理矢理使いたいと自分に思い込ませて見様見真似で4体を型はともかく外見だけ採用しました。
ブイズを組むような考え方になってしまいましたが、この4体なら多分最終的に何をしていても強いだろうと考えました。

ここまででメガガルーラ入りで一番考えないといけなさそうな相手のバシャーモのケアが浮かびませんでした。従来の硬いボルトロスを持っていないという個人的な事情もありましたが、脳内でステロ撒き地面や電気に電磁波を透かされてバシャーモに電磁波を撒ききれず回されてボコボコにされてしまうイメージしか浮かびませんでした(試していないのですが実際はうまく電磁波ボルトロスを活かせばいけるのでしょう)。
クレセリアは持っていないという理由もありますが個人的にあまり使いたいと思うポケモンではありませんでした。

そのためメガガルーラとわかりやすく相性が良く、バシャーモに有利をとれそうなソーナンスを採用しました。
バシャーモが出てこなくとも腐らず、全体的にきついポケモンに無理矢理対面を合わせて潰して 相手の2体<こちらの2体 のような有利な状況が作れる上、面倒なサイクル戦をしなくてすみます。
さらに起点も作れるので、グロウパンチメガガルーラとの相性は良好でした。AS猫捨て身の強みも捨てきれませんが、ソーナンスを採用することによりグロウパンチメガガルーラを非常に動きやすくすることができたので泣く泣く捨てました。

最後にこの5体でパッと考えて突破が厳しそうなポケモンとして1番に思いついた(ボルトロスを悪巧みにすると考える前)メガヤミラミ入りに出していけるポケモンとして、こちらもソーナンスと相性が良好で種族値が高い龍舞羽休め空元気メガボーマンダを深く考えずにノーテストで採用しました。
ローブシン以外をソーナンスでどうにかしたい場合のローブシン入りへの打点にもなります。メガヘラクロスあたりへも。範囲の問題で技努力値ともにまだまだ調整しがいがありそうなポケモンだと思いました。

ここまでで6体が決まり、そこから崩して微調整をしたいところでしたが色々と間に合いませんでした。
受け売りですができる限り意識したのは、全員がそこそこ先発におきやすい=単体性能が低くないこと。

【個別解説】

ガルーラ ガルーラナイト 捨て身タックル グロウパンチ 不意打ち 冷凍パンチ 肝っ玉

209-161-100-*-100-114→209-194-120-*-120-124
参考記事 http://advlf.hatenablog.com/entry/2015/02/02/065739

対面性能が高く受けを無理矢理突破できる強引さ、襷が関係ない強さ、身代わりを壊した上で攻撃できることで不意打ち連打があまり怖くない強さ、あまりしませんが裏が強引な反射技を選択してもいい保険がきく強さ、ソーナンススイクンに飛んできそうなトリックを雰囲気で透かしにいける可能性のある強さ(メガ進化ならどれもそう)などなど数えきれないほど素晴らしい性能を持っていました。個人的には身代わりに対して強気にいける部分が一番好みです。

ソーナンスメガガルーラで積んでいく動きや1-1 1-1 1-1のように対面処理していく動きもできました。
メガガルーラのSがPT的に初手のガッサに対し見かけだけというのは甘えていると思ったのと、非常に強い調整のポケモンで今後もっと増えるだろうと感じたので、可能ならSをあげておきたいかもしれません。PT単位で要調整。

選出 6/8 

ソーナンス オボンの実 道連れ アンコール カウンター ミラーコート

288-34-121-*-88-53
元はバシャーモ用に入れたポケモン
実際は6世代で試合慣れしていない自分にとって微妙な対面をとった際の幅広い引き先として重宝しました。
上でも書きましたが無理矢理有利な2-2以上に持っていったり、裏が受けれる技をアンコールできたら起点にしていきます。
予選であたったユキノオー等、このポケモンでしかみれないポケモンが2体以上いないようにPTを組みたいところです。

決勝トーナメントではカバルドンの欠伸ループにはまってしまいどうすることもできず非常に格好悪かったですが、ソーナンスの神秘の守りを持っていたらカバルドン入りや面倒な電磁波威張る等に相当有利をとれるなとはめられながら思っていました。ただ切れる部分は今のところありません。
滅び雨のゲンガーソーナンスを使っていた時の個体を完全流用でしたが特に問題は感じませんでした。
全体的に辛い氷技を打つポケモンを無理矢理処理できる強さ。
氷の追加効果を引きすぎないようにうまくスイクンも使っていきたいところです。

選出 8/8
バシャーモと1回しかあたらなかったにも関わらず鬼の全試合選出。その1回もバシャーモは選出されませんでした。後からよく見たら確かに6体全体で凄くバシャーモに厚そうに見えました。
適当感が使いやすすぎました。

ボルトロス 命の珠 10万ボルト めざめるパワー氷 気合球 悪巧み

理想155-108-90-177-100-179 現実155-121-87-176-99-179

メガガルーラがきついナットレイ絡みや硬くて遅いボルトロス絡み、いるかはわからないエアームド絡みを崩していけたらいいなと考え電磁波を切って悪巧みで採用。電磁波を切ることでごまかせないポケモンを増やしてしまった感はありますが、ソーナンスと合わせて積める場面も多くこちらはこちらで強力に感じました。
ガブリアスへの選出圧がなくなり過ぎるようになることへの懸念と実際に上をとれることも考えて化身。初ターンのゲンガーも。

選出 5/8

ガブリアス 気合の襷 地震 逆鱗 岩石封じ 剣の舞 鮫肌

183-182-116-*-105-169

電気の一貫を切りつつ対面的に動けリザードンへの圧力になれつつ、受けを消耗させたり他で受けを消耗させた後動いていける所謂役割集中的な動きも期待できる駒として採用。
ヤチェの実も気になりましたが、先発で安定して出せそうな点、ローブシンには他で対応出来そうな点、あまり使ったことのない持ち物を採用してのプレイングミスを避ける意味合いも込めて襷をとりました。

選出 1/8

スイクン ゴツゴツメット 熱湯 凍える風 リフレクター ミラーコート

理想 207-72-176-110-135-113 現実 205-85-177-110-135-113

ざっくりですがソーナンスを過労死させすぎないように動かせる駒として採用。
ソーナンスと同時選出した試合もありましたが、受け2枚というよりは打ち合える駒という認識だったので、相手を選べば選出がパワー不足という風には特に感じませんでした(同時選出も選出も1回しかしていませんが)。

凍える風でガブリアス抜きまでは決まりましたが、必要なBCDラインがわからなかったので残りをBに振り切りました。要調整。
カゴ瞑想にして多少の催眠対策とも考えましたが、コンセプトとしてメガガルーラに対し全体的に対抗手段を持ちたかったのでとりあえずはゴツゴツメットで採用しました。
リフレクターはガルーラやギルガルド絡み等の負担を軽減させられるように採用。追い風よりも優先しました。最悪打ち合えつつ裏に特殊高打点への引き先を作らなくてもいい点をとってミラーコートを採用。

選出 1/8

ボーマンダ ボーマンダナイト 空元気 龍の舞 羽休め 捨て身タックル 威嚇

171-205-100-*-100-152→171-216-150-*-110-172

上でも書いたようにメガヤミラミ入りや格闘等への打点として採用。
ただボルトロスを悪巧みにしたのでそこでヤミラミ入りをどうにかできるならもっといい代役がいるかもしれません。
空元気龍の舞羽休めまでは確定で欲しいなと感じましたが、最後の枠は範囲をとって地震等の方がいいかもしれません。
わからないので瞬間火力の取れる捨て身タックルをとりあえずで採用。
耐久も球ゲンガーの凍える風耐え等は欲しいかもしれません。こんなんですみません。曖昧。

選出 2/8

【対戦結果】
(敬称略)
予選
○わたあめ
●しき 
○ゴウ
○トルン
○怨鬼
しじみ
○楓塔也
決勝
●クマ

【まとめ】
ボルトロススイクンガブリアスはやはり最終的に後付けでどうとでもいけるスペックの高いポケモン達でした。
選出で感覚的に意識したことは当然ではありますが性能の高い5体のポケモンを一貫させられるように全体的に動かすこと。
裏に引かれてあまり負担がかけられず、逆にこちらが裏に引かなければならなくなって負担をかけられるような、相手に有利対面を作られる状況は基本作らないように心がけました。
ソーナンスが2耐え以上できる技を受けにいく場合を除いて。その場合はうまく有利な2-2以上をとりにいけるように。
その結果思っていた以上にガルーラorボーマンダソーナンス@1の選出が多くなり(でき)、当日はソーナンスを全試合選出しました(できました)。悪く言えばしなければなりませんでした。
結果的にメガ+ソーナンス軸と言っていいかもしれません。
そこまで詰められていない残り4体をあまり選出せずに済んだのも結果的には良かったのかなと思います。

決勝トーナメントを含む負けた3試合中2試合は氷を引きましたが、こちらの6体への氷技の通りが良すぎる上ソーナンス自体被弾回数を増やしてしまうポケモンだと思っているので仕方ないと思いました。
凍らなければまだ勝てる可能性はあったというだけで、凍らなければ絶対に勝っていたというわけでもないので。
逆に他の試合では電磁波威張るをかいくぐって不意打ちを入れたメガガルーラや、当日の対戦前どう見ても重めで選出し辛いだろうと感じていたゲンガー入りに2回しか当たらなかったことも含め、そこそこ運がいい方だったと思います。2回ともゲンガーが出てこなかったので戦えるのかわかりませんでした。

今後は他によさげなのが思い浮かばなければこれらを軸に、実際に負けるかは別としてぱっと今思いつく限りのきつめなもの(ミラー、ゲンガーやギルガルド入り、ボルトロス、欠伸ニンフィアクチート等高打点フェアリーの一貫、ポイヒガッサや甘えすぎた催眠系ヌオーピクシーウルガモスジャローダ龍舞バンギバトンバシャ等々)の対処をできる限り考えて練り、曖昧な採用理由のポケモンの役割をもう少し明確にしていきたいと思います。
いつ対戦するかわかりませんが。回しているうちに改良点がどんどんわかってくる感じが懐かしくて嬉しかったです。
本当は対戦ログもとりたかったのですが、5世代とは違い制限時間があるのでとる余裕が全然ありませんでした。

最後になりますが懐かしい人や初対面の人、色々な人と話せて2年振りのオフ参加本当に楽しかったです。
決勝トーナメントで負けた後はしばらくぼーっとしていて生返事になっていたかもしれないです。
今後も時間が合えばまた対戦オフに出たいと凄く感じました。
まだ募集が始まってなさそうな社mf等も力が残っていたら久々に参加してみたいです。
開催してくださった微粒さんや大元のトルンさんやスタッフのみなさん、絡んでくださったみなさんありがとうございました。







おまけ
電車で行かずに車で会場まで行ったら会場を出た後駐車場がないと飲み会に参加できないのに(飲んでアルコール切れるまで車で朝まで過ごす)、行く前や運転中ポケモンのことしか考えておらず結局飲み会に参加できなくて完全に馬鹿でした。
会場を出て運営陣を駅まで送った後、車を停められそうなところを必死に探して携帯充電用のノートパソコンなどを入れた重い荷物を持ち寒い中駅まで25分かけて歩きましたがその時点で21:40頃。
そこから電車に乗って…ってやってたら22時過ぎそうで、空腹と眠気と疲れで駅にたどり着いて泣きそうになりながらもう無理ってなって980円かけてタクシーで駐車場に帰りました。何してるか意味不明で悲しくなりました。。。
お昼の残りの冷たいソーセージパンを車内で1人寂しく食べて帰りました。おわり